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反社会性パーソナリティ障害を描いた映画まとめ

反社会性パーソナリティ障害を描いた映画まとめ映画

反社会性パーソナリティ障害を描いた映画をまとめました。映画探しのご参考にしてください。

用語説明反社会性パーソナリティ障害とは、社会の規範を軽視し、他人を欺いたり、権利を侵害することに罪悪感を持たない障害です。精神病質、社会病質、あるいは非社会性パーソナリティ障害とも呼ばれます。この障害を持つ人は、攻撃的で、計画性がなく、衝動的に何度も犯罪を繰り返す傾向があります。
有病率男性3%、女性1%
用語の変遷反社会性人格障害 → 反社会性パーソナリティ障害

時計じかけのオレンジ(1971年/アメリカ)

監督
スタンリー・キューブリック
製作
スタンリー・キューブリック
製作総指揮
マックス・L・ラーブ
サイ・リトビノフ
原作
アンソニー・バージェス
キャスト
マルコム・マクダウェル
パトリック・マギー
マイケル・ベイツ
ウォーレン・クラーク

原作者アンソニー・バージェスが”危険な本”と語った同名小説を、鬼才スタンリー・キューブリックが映画化。露骨な性描写、過激な暴力表現で一時公開禁止にまでなった衝撃の問題作。

舞台は近未来のロンドン。15歳の不良少年アレックスは、仲間とともにドラッグに溺れホームレスをリンチするなど、無軌道な暴力に明け暮れていた。ある日、敵対グループの少年たちを襲撃した帰り、警察に追われたアレックスたちは、作家夫婦の家に押し入る。「雨に唄えば」を口ずさみながら暴れまわり、夫の目の前で妻を輪姦する。

彼らの暴力は次第にエスカレートし、金持ちの老女の家に強盗に入った際に、アレックスは騒いだ老女を撲殺してしまう。そして警察が駆けつけ、仲間に裏切られた彼一人が逮捕される。

2年後、獄中のアレックスは刑期の短縮と引き替えに、ルドヴィコ療法という新しい治療法の実験台になることに。この実験により、アレックスは性行為や暴力に対し嫌悪感を覚え、殴られても殴り返せない大人しい別人になってしまう。そして釈放された彼を待ち受けていた未来は…。

レビュー

コントロール(2004年/アメリカ)

監督
ティム・ハンター
脚本
トッド・スラブキン
ダーレン・スウィマー
製作総指揮
ダニー・ディムボート
トレバー・ショート
キャスト
レイ・リオッタ
ウィレム・デフォー
ミシェル・ロドリゲス
スティーブン・レイ
ポリー・ウォーカー

クリーピー 偽りの隣人(2016年/日本)

監督
黒沢清
原作
前川裕
脚本
黒沢清
池田千尋
製作総指揮
大角正
キャスト
西島秀俊
竹内結子
川口春奈
東出昌大
香川照之

ディストラクション・ベイビーズ(2016年/日本)

監督
真利子哲也
脚本
真利子哲也
喜安浩平
製作
椎木隆太
森口和則
キャスト
柳楽優弥
菅田将暉
小松菜奈
村上虹郎
池松壮亮

柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら若手実力派キャストが集結し、愛媛県松山市を舞台に若者たちの欲望と狂気を描いた衝撃の青春群像劇。

愛媛県松山市西部の小さな港町。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、二人きりで暮らす兄の芦原泰良(柳楽優弥)と弟の翔太(村上虹郎)がいた。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に町から姿を消す。

それからしばらく経ち、松山の中心街で、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。街の中で野獣のように暴れる泰良に興味を持った高校生・北原裕也(菅田将暉)は、「あんた・・・すげえな!オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。こうして二人の危険な遊びが始まった。

やがて車を強奪した二人は、そこに乗り合わせていたキャバクラ嬢・那奈(小松菜奈)をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へと向かう。彼らの暴力と血にまみれた凶行はインターネットで瞬く間に拡散し、ついには警察も動き出す。そして車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは…。

レビュー

復讐するは我にあり(1979年/日本)

監督
今村昌平
脚本
馬場当
原作
佐木隆三
製作
井上和男
撮影
姫田真佐久
キャスト
緒形拳
三國連太郎
ミヤコ蝶々
倍賞美津子
小川真由美

藁の楯(2013年/日本)

監督
三池崇史
製作指揮
城朋子
ウィリアム・アイアトン
エグゼクティブプロデューサー
奥田誠治
小岩井宏悦
キャスト
大沢たかお
松嶋菜々子
岸谷五朗
伊武雅刀
永山絢斗

悪の教典(2012年/日本)

監督
三池崇史
製作
市川南
エグゼクティブプロデューサー
山内章弘
企画・プロデュース
臼井央
プロデューサー
東幸司
キャスト
伊藤英明
二階堂ふみ
染谷将太
林遣都
浅香航大

「2010年ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!2011」でともに第1位を獲得した貴志祐介のベストセラー小説を、鬼才・三池崇史監督が映画化。「海猿」の伊藤英明がサイコパス教師役に挑む。

ハスミンというニックネームで親しまれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、その正体は生まれつき他人への共感や良心を持っていないサイコパス(反社会性人格障害)であった。

学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまう。それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった…。

レビュー

冷たい熱帯魚(2010年/日本)

監督
園子温
製作
杉原晃史
プロデューサー
千葉善紀
木村俊樹
脚本
園子温
キャスト
吹越満
でんでん
黒沢あすか
神楽坂恵
梶原ひかり

鬼才・園子温監督による人間の狂気と愛を描いた作品。実際の猟奇殺人事件に触発された園監督が、猟奇殺人事件に巻き込まれた男性が味わう深い心の闇に迫る。

静岡県内で小さな熱帯魚店を営む社本信行は、星を見ることが趣味の気弱で大人しい男であった。3年前に妻と死別し若い女性と再婚するも、娘が反発し家庭内はぎくしゃくしていた。その問題に正面から向き合わない社本の態度は、娘を非行へと走らせ、ついにはスーパーで万引きをしてしまう。

スーパーから呼び出しを受け、現場に向かう社本と妻。「警察へ突き出す」と激怒する店長の元に村田と名乗る男があらわれ、その場を穏便に取りなしてくれる。村田は「アマゾンゴールド」という大きな熱帯魚店の経営者であり、社本の娘をバイトとして雇い入れ、さらに社本を高級熱帯魚の養殖ビジネスに誘う。

村田の陽気な人柄と押しの強さに負け、親しく付き合い始める社本。しかし、村田は金のためなら周囲の人間を次々と手にかけていく凶悪殺人犯だった。社本はいつしか恐ろしい猟奇殺人事件に巻き込まれていく…。

レビュー

凶悪(2013年/日本)

監督
白石和彌
製作総指揮
鳥羽乾二郎
十二村幹男
エグゼクティブプロデューサー
由里敬三
藤岡修
キャスト
山田孝之
ピエール瀧
リリー・フランキー
池脇千鶴
白川和子

死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴くベストセラーノンフィクション「凶悪―ある死刑囚の告発」を映画化。史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた衝撃の問題作。

ある日、雑誌「明朝24」編集部に東京拘置所に収監中の死刑囚・須藤から手紙が届く。記者・藤井は上司から須藤に面会して話を聞いて来るよう言われる。藤井が須藤から聞かされたのは、警察が知らない須藤の余罪、3件の殺人事件とその首謀者で「先生」と呼ばれる男・木村の存在だった。

須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くように依頼する。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。そして、藤井は裏付けを取るうちに事件にのめり込んでいく…。

レビュー

17歳のカルテ(1999年/アメリカ)

監督
ジェームズ・マンゴールド
製作
ダグラス・ウィック
キャシー・コンラッド
製作総指揮
キャロル・ボディ
ウィノナ・ライダー
キャスト
ウィノナ・ライダー
アンジェリーナ・ジョリー
クレア・デュバル
ブリタニー・マーフィ
エリザベス・モス

この映画は、境界性パーソナリティ障害(BPD)を患う著者が、精神病棟入院時の体験を元に書いた自伝「思春期病棟の少女たち」を原作とする実話です。

主人公スザンナ・ケイセンは、アスピリン一瓶とウォッカ一本を飲んで自殺未遂を疑われ、精神病棟クレイモアへ送られる事になった。そこでスザンナは、自分より深い心の闇を抱えた少女たちと出会い、ここは自分の居場所ではないと強く感じる。

しかし、その病棟で自由奔放にふるまうボス的存在・リサと出会う。彼女の飾らぬ言動に心惹かれ、次第にこの病棟に居心地の良さを感じ始める。だが、反社会性パーソナリティ障害を持つリサの行動は次第にエスカレート。退院した女性を自殺に追い込むなど周囲を傷つけていく。

やがてスザンナは「ここに長くいてはだめだ」と感じ、自らの病気と向き合い始める。そして、一年後に退院。仲間と離れ、クレイモアを後にする。

レビュー

ヒメアノ~ル(2016年/日本)

監督
吉田恵輔
原作
古谷実
脚本
吉田恵輔
製作
由里敬三
藤岡修
キャスト
森田剛
濱田岳
佐津川愛美
ムロツヨシ
駒木根隆介

古谷実の同名コミックを、V6の森田剛を主演に実写映画化。ビル清掃会社のパートタイマーの青年が送る普通の日々と、欲望のままに殺人を重ねるサイコキラーの心の闇を描く。

平凡な日常に焦燥感を抱きながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田進は、同僚の安藤からカフェの店員ユカとの恋の橋渡し役を頼まれる。彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、高校時代の同級生・森田正一と再会する。

気の進まぬまま安藤の恋路に協力する岡田だったが、ユカから森田につけ狙われ、ストーキングに悩まされていると相談を受ける。そして、ユカが岡田に一目惚れしたことを知り、安藤に隠れてユカと付き合うようになる。

岡田とユカ、そして友人の安藤らの恋や性に悩む平凡な日常。ユカをつけ狙い、次々と殺人を重ねるサイコキラー森田正一の絶望。今、2つの物語が危険に交錯する…。

レビュー

エスター(2009年/アメリカ)

監督
ジャウム・コレット=セラ
製作
ジョエル・シルバー
スーザン・ダウニー
ジェニファー・デイビソン・キローラン
レオナルド・ディカプリオ
キャスト
ベラ・ファーミガ
ピーター・サースガード
イザベル・ファーマン
CCH・パウンダー
ジミー・ベネット

孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来、奇妙な出来事に遭遇する恐怖を描いたサスペンス・ホラー。「蝋人形の館」のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを取り、少女役のイザベル・ファーマンの熱演が怖い。

子どもを流産で亡くしたケイト(ベラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問する。

そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れるが、日に日にエスカレートするエスターの不気味な言動に、ケイトは不安を覚え始める…。

レビュー

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