過去(または現在)、性依存症だったとされる有名人をまとめました。ご参考にしてください。
タイガー・ウッズ(プロゴルファー)
2009年11月27日午前2時ごろ、自動車事故を起こし負傷、自身が主催する大会への出場が取り止めとなった。事故自体は不注意運転として164ドルの反則切符を切ったのみで終結したが、夫人が説明した「夫を助けるためにゴルフクラブで窓を叩き割った」との事故の経緯に不自然な点があったためさまざまな憶測が飛び交い、複数の女性との愛人疑惑が報道される事態となり、自身のホームページで家族への謝罪声明を掲載するまでに至った。
この一連の騒動が原因で無期限の休止を宣言、アクセンチュアやP&G、AT&Tをはじめとする多くのスポンサー契約も解消となった。
2010年2月19日には、フロリダ州TPCソーグラスのクラブハウスで取材陣をシャットアウトした上で謝罪会見が行われ、複数の女性との不倫を認めたことや性依存症と診断されセラピーを受けている事などを告白している。 2010年8月23日には、自身のホームページで妻と離婚したことを明らかにした。子供2人の親権は双方が持つという。
ビル・クリントン(政治家)
クリントンは大統領就任以前から多くの女性と不倫関係にあり、これは大統領選挙の最中から政敵の攻撃材料にされていたが、1998年にはクリントン政権に大きなダメージを与えた、いわゆる「モニカ・ルインスキー事件」が発覚した。
ルインスキー事件では当初は肉体関係を否定していたものの、本人が自らがホワイトハウス内での性行為の事実を証言するにあたり「ルインスキーさんと不適切な関係を持った」と告白せざるを得ない状況に追い込まれ、「不適切な関係」は同年の流行語となった。
大統領の「品格」を問われる事態に世論からも批判が沸き起こり、アメリカ大統領としては第17代のアンドリュー・ジョンソン以来の弾劾裁判にかけられた。
エディ・マーフィ(俳優)
1993年にニコール・ミッチェルと結婚して5人の子供をもうけたが、2006年に離婚。2007年、スパイス・ガールズのメラニー・ブラウンとの間に1女をもうける。マーフィは当初、その女児が自身の子供であることを否認していたが、検査の結果、マーフィの子供であることが確認された。
2008年1月1日、映画プロデューサーのトレイシー・エドモンズと挙式したが、2週間で破局する。婚姻許可書は提出していなかった。2015年、恋人でオーストラリア人モデルのペイジ・バッチャーとの間に子供を授かったことが判明する。2016年5月3日、女児が誕生し、イジーと命名された。
2012年から交際している恋人のペイジ・バッチャーと2018年9月に婚約し、同年11月30日に2人の間に第2子となる男児が誕生し、マックスと命名された。今回で実に10人目の子供となる。
マイケル・ダグラス(俳優)
1975年に『カッコーの巣の上で』を製作し、アカデミー作品賞を含む5部門に輝きプロデューサーとして脚光を浴びる。その後1987年に、『ウォール街』でアカデミー主演男優賞を受賞した。
2010年、65歳の時に「たぶん、今の僕は昔よりも自分自身に満足しているんだろうね。昔のように強い性欲に突き動かされて行動するということはなくなった。それは、年齢のせいもあるし、幸福だからだと思う」「ついに僕も落ち着いたということなんだね。妻のキャサリン(ゼタ=ジョーンズ)と出会ったころから、意識的に物事を決断し、優先順位を考えるようになった。孫のような年齢の子供たちがいて、25歳年下の、絶頂期にある女優を妻に持つと、重要なものは自分ではなく、彼らになる」と英国版エスクァイア誌に語っている。
ロブ・ロウ(俳優)
1983年『サーズディ・チャイルド』などテレビドラマの主演が多数だったが、同年『アウトサイダー』で注目され、一躍トップスターの仲間入りを果たす。
以後は『オックスフォード・ブルース』、『きのうの夜は…』などのロマンティックな作品に代表されるクールで爽やかな青年像を多く演じた。一転して『マスカレード/甘い罠』では危険な魅力を漂わせるキャラクターでも成功。続く『おかしなおかしな探偵物語』ではロマンティックコメディにも挑戦。
ここまでのキャリアは順調に思えたが、アトランタ滞在中、アメリカ民主党大会に参加した際、未成年の少女と肉体関係を持ったことがマスコミに発覚、一大スキャンダルとして批判された。証拠となるプライベート・ビデオも流出、これには一部始終が記録されていたため決め手となり、スターの地位を傷つける結果となった。
通常、アメリカ国内では未成年女性とのスキャンダルにはとくに厳しく、俳優活動も当時としては絶望視されたが、辛くも復帰した。
ビリー・ボブ・ソーントン(俳優)
1978年から1980年までMelissa Lee Gatlinと結婚し娘を一人もうけている。1986年に女優のトニ・ローレンスと結婚し1988年に離婚。
1990年から1992年まで女優のシンディ・ウィリアムズと結婚。1993年にはプレイボーイ・モデルのPietra Dawn Cherniakと結婚し息子をふたりもうけるが1997年に離婚。
1997年から1999年までは女優のローラ・ダーンと交際し婚約までするが後に解消。1999年の『狂っちゃいないぜ』で共演したアンジェリーナ・ジョリーとは2000年に結婚し、2002年にカンボジアから養子を迎えることを公表したが、後にアンジェリーナ・ジョリーのみ親権を持つ形であることが明らかになった。2003年に離婚した。
2003年以降は特殊メイクアップ・アーティストのConnie Anglandと交際し、娘をひとりもうけている。長い交際期間を経て、2014年10月22日にロサンゼルスの自宅でプライベートな結婚式を挙げたことを代理人が2015年2月21日に発表した。
チャーリー・シーン(俳優)
私生活では麻薬や発砲事件などのトラブルが多い。1990年には当時交際していたケリー・プレストン(現・ジョン・トラボルタの妻)に誤って発砲して怪我をさせるという事件を起こしている。アルコール依存症で療養所に3か月間入院したこともある。
また、5000人の女性とセックスしたというほどの好色漢である。2015年11月17日、米NBCテレビのインタビューで自らがHIV感染していることを公表した。
デイヴィッド・ドゥカヴニー(俳優)
1997年に女優のティア・レオーニと結婚し、娘と息子が1人ずついる。
2008年8月28日、弁護士を通じて声明を発表し、性依存症の治療のために自ら施設に入所したことを明らかにした。浮気疑惑が浮上したが、彼の話によるとインターネットのアダルトサイトの閲覧やチャットを長時間やるなどが中心だったようで、不特定多数の人と性行為をしていたわけではないという。
2ヶ月間のプログラムを終えて、10月初めに帰宅。彼の弁護士によると状態はとても安定しているとのことだが、妻とは数ヶ月、別居状態にあると発表した。その後、2014年の8月には離婚をしていたことが明かされた。子供はレオーニと暮らしているという。
ハーヴェイ・ワインスタイン(映画プロデューサー)
ミラマックス社の設立者であり、2005年からは弟のボブと共にワインスタイン・カンパニーを経営した。毎年アカデミー賞に大量の作品をノミネートさせた。また『恋におちたシェイクスピア』ではプロデューサーとしてアカデミー作品賞を受賞した。
米国映画界の実力者として、業界内で非常に大きな影響力を持ち、業界の人々から恐れられ、逆らいがたい存在となっていた(そしてそれを悪用し、女優など多数の女性に対し、セクシャルハラスメントや性的暴行を長年にわたり繰り返していたが、被害者らはワインスタインによる報復を恐れ、被害届を出せずにいた)。
だが、2017年10月頃から、ワインスタインが女優など多数の女性に対しセクハラや性的暴行を長年に亘って行っていたことが、ようやく、次々と明るみに出て、様々な役職を剥奪された。また、この事件は「ワインスタイン効果」やMeToo運動と呼ばれる社会現象を引き起こした。その後、性依存症の治療を1週間受けたと言われる。
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