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サイコパス少女の恐怖を描いた映画「エスター」は、 サイコホラーの傑作。

サイコパス少女の恐怖を描いた映画「エスター」は、 サイコホラーの傑作。 映画
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どうも、シマウタオウタオです。

今回のメンタルヘルス映画は、サイコパス少女の恐怖を描いたサスペンス・ホラー「エスター」です。「蝋人形の館」のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを取り、ホラー映画専門のダーク・キャッスル・エンターテインメントが製作したサイコホラーの傑作です。

本作は、R15+(15歳未満は観覧禁止)です。また15歳以上であっても、サイコホラーが苦手な方は、視聴をご遠慮ください。

今回も月額400円のAmazonプライム・ビデオで視聴しました。

あらすじ

監督
ジャウム・コレット=セラ
製作
ジョエル・シルバー
スーザン・ダウニー
ジェニファー・デイビソン・キローラン
レオナルド・ディカプリオ
キャスト
ベラ・ファーミガ
ピーター・サースガード
イザベル・ファーマン
CCH・パウンダー
ジミー・ベネット

孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来、奇妙な出来事に遭遇する恐怖を描いたサスペンス・ホラー。「蝋人形の館」のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを取り、少女役のイザベル・ファーマンの熱演が怖い。

子どもを流産で亡くしたケイト(ベラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問する。

そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れるが、日に日にエスカレートするエスターの不気味な言動に、ケイトは不安を覚え始める…。

エスター(予告編)
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感想

これは面白い。サイコホラーの傑作です。各レビューサイトで高評価なのもうなずけます。幽霊や化け物も出て来ません。過剰な音や演出もありません。しかし怖いです。人間が一番怖いと納得させられる素晴らしいサイコパス映画です。

サイコパス映画は恐怖を過剰に演出するために、必然性のない殺人をしたり、不可思議な能力を使うなど脚本が弱い作品が多いですが、この映画は違います。

サイコパス少女エスターを丁寧に描き、彼女の行動や目的は一貫しています。ネタバレするため詳しくは触れませんが、最後のオチで伏線の回収もキッチリして、なるほどと感心させられます。

それにしても、エスター役のイザベル・ファーマンは、そばかすがよく似合います。

エスター

© DARK CASTLE HOLDINGS LLC.

エスターは、多くのパーソナリティ障害の特徴が見られます。反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害。

つまり、『精神障害の診断と統計マニュアル』におけるパーソナリティ障害のB群、劇場型の特徴すべてに当てはまる典型的な劇場型パーソナリティ障害です。

パーソナリティ障害のB群、劇場型
感情の混乱が激しく、演技的で情緒的なのが特徴。ストレスに対して脆弱で、他人を巻き込むことが多い。

  • 反社会性パーソナリティ障害・・・少年期の素行症による非行の段階を経て、利己的で操作的な成人となり、人を欺くが周囲には気づかれにくい。
  • 境界性パーソナリティ障害・・・他者に大きな期待を抱き、非現実的な要求によって人を遠ざけてしまったり、喪失体験をしたときに、自傷行為に至ることがあり、不安定な自己の感覚や人間関係があり、衝動的な側面を持つとされる。
  • 演技性パーソナリティ障害・・・自己顕示性が強く、その時に演じている役柄に影響され、大胆に振る舞う。
  • 自己愛性パーソナリティ障害・・・他者に賞賛を求め、自分が特別であろうとし、有名人との関係を吹聴したり、伝説の人物のつもりでいて、他者の都合などは度外視している。
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また、サイコパスの特徴にも当てはまります。犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは、サイコパスを以下のように定義しています。

  • 良心が異常に欠如している
  • 他者に冷淡で共感しない
  • 慢性的に平然と嘘をつく
  • 行動に対する責任が全く取れない
  • 罪悪感が皆無
  • 自尊心が過大で自己中心的
  • 口が達者で表面は魅力的

それでは、以上を踏まえて、エスターの特徴を見てみます。

エスター

© DARK CASTLE HOLDINGS LLC.

・お姫様のような服しか着ない。
同世代の子たちが着ているラフな格好は頑なに拒否します。服装が原因でいじめに遭っても、改めようとはしません。自分は特別な人間であるという自意識の表れでしょう。

・人を操るのが上手い。
コールマン夫妻の実の息子ダニエルと娘マックスに罪悪感や恐怖心を植え付けながら、自分の支配下に置きます。9歳の少女とは思えぬほど巧みな手腕です。

・慢性的に嘘をつく。
ピアノを弾いたことがないなど、些細な嘘をよくつきます。嘘をつくことに対する罪悪感が感じられません。

・夫婦を引き離し、夫を自分のものにしようとする。
自分が欲しいと思ったら、手段は選びません。また相手の感情も考慮しません。

・感情をコントロールできない。
一人トイレで大暴れするシーンがあります。また自分の受け入れを拒否した夫ジョンをナイフでメッタ刺しにします。

・行動に対する責任を取らない。
同級生を滑り台から突き落としたと責められても、嘘をついて言い逃れします。姉をかばい嘘をついた妹マックスにも罪悪感が生まれます。

・命を奪うことに罪悪感がない。
孤児院のシスターが邪魔になると判断したら、即座に殺します。行動に至るまでが早くためらいがありません。

などなど、挙げればきりがないのですが、この映画はとても丁寧にサイコパスや、劇場型パーソナリティ障害の特徴を描いています。サイコパスや劇場型パーソナリティ障害を学ぶ上で、教科書のような映画です。

エスター

© DARK CASTLE HOLDINGS LLC.

サイコホラー映画の傑作です。ぜひ一度ご覧になってください。勘の悪い夫ジョンや無能なカウンセラーに終始イライラさせられますが、それを含めて楽しみましょう。

また、子役3人の演技がとても素晴らしいです。耳が聞こえない娘マックス役を演じたアリアーナ・エンジニアは、本当にかわいいです。実際に聴覚障害を持っており、作中で披露する手話や読唇術も普段から使用していると知り驚きました。

エスター

© DARK CASTLE HOLDINGS LLC.

映画
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この記事を書いた人

のほほんフリーランス。元ひきこもり。ひきこもり時は、ネットを使って、外に一歩も出ずに生活費を稼ぎ出していたガチの人。現在は、たまーにお外に出て、主にITコンテンツ屋やってます。企画したり、プロデュースしたり、ディレクションしたり、デザインしたり、プログラミングしたり。趣味は、漫画とボードゲーム。漫画は年間1500冊読みます。ボードゲームはカタンが好きです。

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