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自己愛性パーソナリティ障害が分かる!おススメの本まとめ

自己愛性パーソナリティ障害に関するおススメの本をまとめました。本探しのご参考にしてください。

用語説明自己愛性パーソナリティ障害とは、ありのままの自分を否定し、自分は特別な存在だという肥大した自己意識を持つパーソナリティ障害のひとつです。自分は周囲から賞賛されるべきと、他人に対して尊大で傲慢な態度を取るなど、人間関係に軋轢が生じやすいです。
有病率約1%
用語の変遷自己愛性人格障害 → 自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害のことがよくわかる本(狩野力八郎)

社会の変化に伴って、患者数は増加の一途! 他人に全く無関心。愛しているのは自分だけ。共感性のなさゆえに周囲の人を悩ませ続ける。【主なポイント】●自己愛性パーソナリティ障害は健康な人間関係を築けないという障害●根本にあるのは「愛しているのは自分だけ」という思い。タイプは2つで、両極端な現れ方をする●〔周囲を気にかけないタイプ〕極端に自己中心的。他者からの賞賛を求めるが、他者への配慮はなく、傲慢・不遜な態度が目立つ●〔周囲を過剰に気にするタイプ〕気にしているのは他者の目にうつった自分の姿。内気にみえるが、尊大な自己イメージをもっている●価値観、家族関係など社会の変化に伴って、患者数は増加の一途●多くの年代にみられるが、ほかのパーソナリティ障害に比べ中年層に多い●批判や説教は禁物! 家族や周囲の人たちがとるべき好ましい対応法

自己愛性パーソナリティ障害 正しい理解と治療法(市橋秀夫)

敏感すぎる。傷つきやすい。自分を好きになれない。日々つきまとう「生きづらさ」はどこからくるのか?今、増加の一途をたどる、この「自尊心の病」の特徴・しくみと対応法がよくわかる本。“ありのままの自分”を見つける「気づきのレッスン」収録。

自己愛性人格障害(町沢静夫)

80年代に欧米で注目されだした自己愛性人格障害がどのようにして日本で生まれ、特色を持っているかを検証しながら、その病理性を暴き出し、解決の道を示そうとする。特に最近の特異犯罪な例のなかに「自己愛性人格障害」者が多く見られるのを指摘している。「平成17年5月11日に監禁容疑で警視庁捜査1課に逮捕された小林泰剛容疑者の犯罪歴や養育歴を見ていると、過保護であり、しかも人の気持ちを理解する共感性に乏しく、さらに残酷であり、・・・一見美形顔をしており、このようなことから考えても、反社会性人格障害あるいは精神病質人格(サイコパス)といってよい人格である。そのことは自己愛性人格障害者の、人を自由に操作し、自分が所有者であるかのように振る舞うのと類似している。

ドラマな日々:自己愛性人格障害という名の「彼ら」(Ai)

この本はブログ「ドラマな日々ー困った人々から逃れたい貴方に「元気」を届けます」のカテゴリ「自己愛性人格障害」を書籍化したものです。 1巻に収まらなかった、2巻は祖父の履歴書から、様々な事柄が判明した内容を公開しています。 この本は、私自身の実体験と、自己愛性人格障害に関する専門書を含んだ書籍、心理学書籍、学生時代教育心理学及び心理学を勉強し、教職の資格はとったが、素人ながら、同様の被害に遭った方へ「前へ進む手がかり」となることを願って私なりに考え調べた結果である。 当初は、硬派な夫とのドラマな日常や、私自身前へ進む為の気持ちの整理の為と、誰も見てくれなくても、もしかしたら一人でも見てくれれば、抜け出すきっかけになるのでは、と思っていた。 ブログを始めて1ヶ月と経たないうちに、アクセスログの多さに驚いた。検索キーワードやアクセス地域に驚いた。 国内外問わず、短期間のうちに「自己愛性人格障害」に関する記事にアクセスする多くの人々。 終了することができなくなり、PCの向こう側に、もしかしたら10才の頃の私がいるかもしれない。そうして生き抜くための支えに、少しでもなっていれば・・と思った。 この一連のシリーズでは、「彼ら」のような人間が貴方の隣に存在し、ラベリングして排斥する為ではなく、自分を大切にして回復の手がかりとなって欲しいだけだ。 ただ、避けられるなら「彼ら」のような「同じタイプ」の人間から逃れて、元気になってほしいと願ってやまない。

精神病院の勤務者が教えるモラハラ対策あなたを傷つけるあの人は自己愛性人格障害かもしれない(精神病院勤務者チーム)

夫婦、恋人、家族、友人、職場仲間、上司。身近な人から投げられる言葉の暴力。何を言っても否定され、馬鹿にされる。言いたいことも言えず逆らえない。もしそうなら、あなたはモラルハラスメント(モラハラ)を受けている被害者なのかもしれません。昨今、マスコミでもモラハラの話題を取り上ることが多くなりました。しかしながら、まだまだ本質をしっかり理解している人は少ないと感じています。特に身内からモラハラを受けている場合、被害者がそれをハラスメントと気づかないまま月日が経ち、深刻なうつ病の症状が現れてから医療機関を受診するケースも多く危険です。モラハラを引き起こす自己愛性人格障害という病気は、医師もさじを投げるほど治療が難しい病気のため、クリニックや病院に相談しても病気自体の治療は困難。しかしモラハラで悩んでいる人、それでうつ病になってしまいそうな人にとって一番大切なことは、病院で薬を貰うことではありません。モラハラと自己愛性人格障害という病気を理解し、まずは自分の状況を冷静に分析すること。そして自分にできる対策を考えることです。本書はイラストも加えながら、できるだけ簡単にそれを解説しています。必要なことは盛り込みながらもボリュームと価格は抑え、短時間で手軽に読めるよう工夫しました。言葉の暴力を受けて困ってる。でも専門家やカウンセラーに相談するほどのことじゃないし……。そんな方のお役に立てることを祈っております。

自己愛な人たち(春日武彦)

「自己愛というものはいまひとつつかみどころがなく、またこの言葉に対する反応も一定せず、人それぞれといった傾向が強いように思われる。…きわめて人間くさく、しかも根源的な要素に違いなく、ならばさまざまな側面が自己愛には備わっていることになる。そうでなければ、人間はもっと単純で薄っぺらで退屈な存在でしかあるまい。…」著者の春日武彦氏はこう述べています。自分を大事にできなければ、生きづらいし、他人を大事にすることもできません。けれども、反対に、自分の中で自己愛をいい按配にコントロールできなければ、どこか独りよがりになってしまうし、やはり生きづらいし、人間関係でも、相手にじわじわストレスを与えることになってしまいます。そんなふうにつきあいかたが難しいのが、自己愛なのです。本書では、著者自身の経験から文学作品まで、自己愛にどうも折り合いがつけられない困った人たちのエピソードを通して、自己愛について探究していきます。「ああ、こんな人いるいる!」と思いながら、どこか自分の心の中も覗き込むことにもなる、そんなエッセイです。

病的に自分が好きな人(榎本博明)

根拠のない自信がありすぎる、相手の都合や気持ちは眼中にない、プライドが傷つきやすい、ホンネで話せる友だちがいない、イラッとするとツイッターでつぶやく等々、自分のことしか考えられない自分大好き人間が急増している。彼らは頻繁に他人とトラブルを起こすが、なぜこのような人間が増えているのか?そもそもなぜ自分にしか関心が向かないのか?彼らとはどのようにつき合えばいいのか?自分好きの心理メカニズムから、現代の自己愛過剰社会の特徴までを徹底解明した、心理分析の書。

自分を「平気で盛る」人の正体(和田秀樹)

本物の才能より声・外見・演技… ショーンKと対談した著者が迫る「騙しの心理」 マスコミを騒がしたショーンK氏、野々村元県議、小保方氏、舛添氏…。最近急増する自己愛性・演技性人間という存在――。そういう人に魅了されたり、簡単に騙される私たちやマスコミ。新たなパーソナリティの諸問題を、現役精神科医がするどく分析! 「普及したSNSで言動をやたら盛りたがる人」「嘘を積み重ね周りを信じさせるばかりか、自分の嘘を本当だと思い込む人」「仰々しくやたら演技がかっている人」「責任を問われると自分が被害者であるかのごとく言いたがる人」… こういった、最近急増する自己愛性・演技性人間という存在――。そしてそういう人に魅了されたり、簡単に騙されたりしてしまう私たち(個人からマスコミまで)という存在――。近年増殖するあらたなパーソナリティの諸問題(事例)を、現役精神科医がするどく分析する。

あなたを困らせるナルシシストとのつき合い方:病的な自己愛者を身近にもつ人のために(ウェンディ・ビヘイリー)

親、パートナー、きょうだい、上司など、身近なナルシシスト(=周囲の人を傷つける、不健全な自己愛の持ち主)の自己中心的かつ利己的な行動に悩まされ、心の調子を崩し治療を求める人が後を絶たない。本書は、「スキーマ療法」と「対人神経生物学」という、治療と科学の領域からの視点を用いて、ナルシシストをより深く理解し、ナルシシストに悩まされるクライエントのみならず、ナルシシスト自身に変化をうながし、彼/彼女らと上手くつきあっていくための効果的な戦略を具体的に呈示する。

自己愛的(ナル)な人たち(岡野憲一郎)

「自分はイケてる、カッコいい」という気持ちに浸って満足する自己愛(ナル)人間。人に認められたいという願望が肥大して暴走を始めると病的な自己愛になり、周りは振り回される。婚活詐欺殺人の木嶋佳苗、クリントン元米大統領、金正恩朝鮮労働党委員長、三島由紀夫らの自己愛を探り、サイコパス、アスペルガー、いじめなどとの関係を解き、医師、美人、母親の自己愛も考察。自らが病的な自己愛人間にならないためにもおすすめの本。

他人を支配したがる人たち(ジョージ・サイモン)

なぜかあの人には逆らえず、いつも言いなりになってしまう…。それは他人を操って支配する「マニピュレーター」かもしれない。ふだんは優しさの仮面をかぶり、時に激情的にふるまい、人を攻撃し、あるいは甘い言葉で丸めこむ。罪の意識を持たず、自分を通すためには手段を選ばない。理不尽な彼らの行動になぜ毅然と逆らうことができないのか?誰にもわかってもらえない「心の暴力」の正体をとらえ、自分の身を守るすべを臨床心理学者が教える。

パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか(岡田尊司)

パーソナリティ障害とは、偏った考え方や行動パターンのために、家庭や社会生活に支障をきたしている状態のこと。愛を貪る、賞賛だけがほしい、主人公を演じる、悪を生き甲斐にする、傷つきを恐れる…現代人が抱える生きづらさの背景には、ある共通の原因があるのだ。本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など、パーソナリティ障害の10タイプそれぞれについて、克服や援助の際にポイントとなる点を具体的に記す。精神医学的な観点から書かれた生き方術の本。

自己愛人間(小此木啓吾)

さまざまな社会の変遷のなかで、現代日本人の「心」のありようや、人と人とのかかわりはどのように変わったのだろうか。思いこみやイリュージョン、主観的な全能感を生きるエネルギーとし、ひたすら自己像に執着し続ける自己愛人間、すなわち我々の心理や性格を、実例をまじえながら明快に論じた精神分析学者の代表的論考。

自己愛モンスター(片田珠美)

ふくらみすぎた「自己愛」でまわりが見えなくなっていませんか?自分の欲望をコントロールできずにトラブルを起こす人が増えている。拒否する相手を追い回すストーカー、店員に土下座を強要するクレーマー、医師や看護師に暴力を振るうモンスターペイシェント…その根底には「自分は特別な存在」という自己愛がある。自己愛がふくれあがる仕組みと背景を、気鋭の精神科医が解き明かす!

毒になる母 自己愛マザーに苦しむ子供(キャリル・マクブライド)

とにかく「自分が一番」。世間体が何より大事で、娘の気持ちはおかまいなし―そんな自己愛の強い母親に束縛され続け、大人になっても心に深い傷を負う娘たち。自己愛マザーの連鎖を断ち切り、上手に離れる方法を教えます。

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