過去(または現在)、強迫性障害(OCD)だったとされる有名人をまとめました。ご参考にしてください。
ハワード・ヒューズ
様々な事業を手がけ、多才な大富豪として名声を手にしたヒューズであったが、その晩年は安穏とはいかなった。1946年の墜落事故で負った傷の止痛薬から彼は、麻薬中毒を患い深刻な精神衰弱になった。数回の墜落事故による脳への損傷が原因と疑われる強迫性障害らしき行動を彼はたびたび起こしていたが、その異常行動は年を取るにつれ頻繁になった。
彼は極度に細菌を恐れるようになり、トランス・ワールド航空を売却した資金で、1966年にネバダ州のラスベガスにある有名なカジノホテル、デザート・インを買収すると、完全に除菌された最上階のスイートルームから、殆ど外出しなくなる。
彼はドアノブを除菌されたハンカチで覆わないと触れなかったり、手を洗い始めると肌が擦り切れ血をだすまでその動作をやめられなくなり、手の洗浄や入浴が一切できなくなったという話がある。そのため、彼の髪と髭は伸び放題で、体は垢にまみれ異臭を放っていたという。
デビッド・ベッカム
1999年にスパイス・ガールズのヴィクトリア・ベッカム(旧姓アダムス)と結婚した。端正な容姿、高い知名度を持つことから多くの広告に起用され、ファッション・アイコンとしても注目を集めている。
2006年、自身が強迫性障害であることをメディアに告白した。
エリック・サティ
西洋音楽に大きな影響を与えたと見なされており、ドビュッシー、ラヴェルも影響を公言している。そして、印象主義の作曲家たちにも影響を与えたとされる。
ニコラ・テスラ
交流電気方式、無線操縦、蛍光灯、空中放電実験で有名なテスラコイルなど多数の発明や、「世界システム」なる全地球的送電システムなど壮大な提唱もあり、磁束密度の単位「テスラ」にその名を残している。
8つの言語に堪能で、詩作、音楽、哲学にも精通し、電流戦争ではトーマス・エジソンのライバルだった。
幼少期は空想と数々の強迫観念に囚われていた。成人以後は異常な潔癖症で知られた。「宇宙人と交信している」「地球を割ってみせる」など奇怪な発言や行動が多い。
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