5月10日(金)13:00~16:30、横浜で「第15回 女子だけ集まって語ろう会」を開催します。ご参加お待ちしています!

強迫性障害が分かる!おススメの本まとめ

強迫性障害に関するおススメの本をまとめました。本探しのご参考にしてください。

用語説明強迫性障害とは、不安障害の一つで、自分の意思に反して、ある考えやイメージが繰り返し頭に浮かんできて、それを振り払おうと同じ行動を繰り返してしまい、社会生活に困難が生じる病気です。
生涯有病率(一生の間にかかる割合)2~3%
併発しやすい病気うつ病(67%) 社交不安障害
用語の変遷強迫神経症 → 強迫性障害

  1. 新装版 不安でたまらない人たちへ:やっかいで病的な癖を治す(ジェフリー・M・シュウォーツ)
  2. 図解やさしくわかる強迫性障害(原井宏明・岡嶋美代)
  3. 強迫性障害の治療ガイド(飯倉康郎)
  4. 強迫性障害からの脱出(リー・ベアー)
  5. 本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本 ココロの健康シリーズ(松田慶子)
  6. 実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 増補改訂(田村浩二)
  7. 強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと(田村浩二)
  8. 強迫性障害の行動療法(飯倉康郎)
  9. 森田療法で読む強迫性障害―その理解と治し方(北西憲二・久保田幹子)
  10. やめたいのに、やめられない~強迫性障害は自分で治せる~(岡嶋美代・原井宏明)
  11. ぼくは強迫性障害(筒美遼次郎)
  12. 強迫性障害に悩む人の気持ちがわかる本(原井宏明)
  13. 強迫性障害治療のための身につける行動療法(飯倉康郎・芝田寿美男・中尾智博・中川彰子)
  14. 強迫性障害への認知行動療法-講義とワークショップで身につけるアートとサイエンス-(ポール・サルコフスキス)
  15. 現代の子どもと強迫性障害(広沢正孝・広沢郁子)
  16. こころのクスリBOOKS よくわかる強迫症(有園正俊)
  17. 強迫性障害のすべてがわかる本(原田誠一)
  18. 図解決定版 強迫性障害を乗りこえる! 最新治療と正しい知識(上島国利)

新装版 不安でたまらない人たちへ:やっかいで病的な癖を治す(ジェフリー・M・シュウォーツ)

何度も手を洗わずにいられない。カギや火元をくりかえし確認してしまう。バカげていると分かっていても、それをしないと不安でたまらない「強迫性障害(OCD)」は、じつは脳の生物化学的なはたらきの問題だった。 脳の主要な機構がロックされ、まちがった指令を送りつづける。そのロックをはずして脳のはたらきを変えれば、こうした強迫行為から解放されるのだ。そのための行動療法「四段階方式」を紹介。強迫障害や過食症、依存症のほか、さまざまな悪癖を改善したい人まで「自分でできる」療法。自分の行動を変え、人生を変えたいすべての人のための一冊。2016年版「新プロローグ」が加筆された新装版!

図解やさしくわかる強迫性障害(原井宏明・岡嶋美代)

手が汚れている気がして洗うのを止められない、カギをかけたか心配で外出するのに時間がかかる…。ただの心配屋、きれい好きならいいのですが、それらの行為が度を越えて、日常生活を脅かしているのなら、あなたも強迫性障害かもしれません。本書は強迫性障害の第一人者、なごやメンタルクリニックの原井先生、岡嶋先生が、この病気の正体、症状が出るメカニズム、治療法を丁寧に解説します。一見不可解な病気ですが、本書では図解と親しみやすいマンガを使って実例をもとに紹介しているので、なぜ患者がこの病気で苦しむのかが手に取るようにわかります。後半では治療効果に優れた行動療法(ERP:エクスポージャーと儀式妨害)の進め方を6日間のプログラムとして紹介しており、治療のようすがわかるだけでなく、クリニックに通えない方は自宅で実践することもできます。また巻頭には強迫障害を克服した人たちの座談会のようすを、コラムでは治療中の方や家族の体験談を掲載しています。これらを読めば治療への希望、勇気がわいてくることでしょう。

強迫性障害の治療ガイド(飯倉康郎)

気になってしかたがない。確かめずにいられない。手を洗わずにいられない。こういった人たちへの治療法。スムーズに治療を進めるための道しるべ。

強迫性障害からの脱出(リー・ベアー)

自分でおかしいとわかっているのに、次々とわきおこる不安から、奇妙な行動をくり返してしまう強迫性障害。現在、多くの人々が病院にもいけず、一人苦しんでいる。このやっかいな病のもっとも効果的な治療が、行動療法だ。不安を抑えるために、具体的な行動目標をくり返し実行することで、自分をコントロールする方法を身につけていく。薬を使わないので、副作用はない。いつでも、どこでも、自分で治療を始められる。国際的に名高い治療家が、数多くの臨床経験を踏まえ、読みながら治療できるように、わかりやすく実践方法を紹介する。画期的な基本テキスト。

本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本 ココロの健康シリーズ(松田慶子)

強迫症とはどのような病気か、症状や治療、発症のメカニズムなどをやさしく解説。治療を支えるためのほどよい距離の保ち方など、家族や周囲の人が心がけるポイントも詳しくご紹介。

実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 増補改訂(田村浩二)

強迫性障害は、人生をメチャクチャにしかねない怖い病気ですが、その特徴をよく捉え、正しい行動をとることによって十分に改善する可能性があります。強迫性障害に翻弄されて、せっかくの人生を無駄に過ごしてはいけません。強迫性障害は、乗り越えれば、本当に何てことはないのです!

強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと(田村浩二)

不安は放っておけば最も早くなく去る。無視すればなくなる強迫観念。

強迫性障害の行動療法(飯倉康郎)

本書の著者らが所属する肥前精神医療センターと九州大学精神科は、強迫性障害に対する行動療法の臨床研究を行っている数少ない医療機関の一つであり、20数年にわたって強迫性障害患者に対して行動療法をいかに適用していくかについて模索してきた。長年の実践で培ってきたその技術が、ここにまとめられた。本書では、より理解しやすいよう図表を多用し、行動療法の詳細についてきわめて具体的かつ丁寧に解説した。強迫性障害の行動療法による治療を実践するための必読書である。

森田療法で読む強迫性障害―その理解と治し方(北西憲二・久保田幹子)

過食や拒食などの摂食障害、ドアの鍵やガス栓の確認行為が止められない不完全恐怖、汚れが気になり何度も手を洗う不潔恐怖…100万人を超えると言われる強迫性障害に苦しむ人に森田療法による回復の道を説くとともに、精神医療従事者に治療の方針を提示する。

やめたいのに、やめられない~強迫性障害は自分で治せる~(岡嶋美代・原井宏明)

手がかぶれるまで洗い続ける、カギをかけたか何度も確認せずにいられない、集めた物を捨てられない、行動が完璧にできないと最初からやり直す—-無意味なルールにとらわれて生活がたち行かなくなる心の病「強迫性障害」。その80%に有効な行動療法「エクスポージャーと儀式妨害」のやり方を豊富な症例とともにくわしく紹介。不可解な観念にとらわれた人たちの謎を解き明かす一冊。

ぼくは強迫性障害(筒美遼次郎)

「家の鍵を閉めたかを何度も何度も確認してしまう」「お釣りを多く受け取っていないか不安になる」「印刷物についたわずかな汚れが気になってしかたない」こうした症状に「やめたいのにやめられない」と悩み、病気をのりこえた教師が語る体験談。ぼくは30歳くらいの頃、強迫性障害という病気を発症し、それ以来いろいろと困ったことに悩まされてきました。ご承知かもしれませんが、強迫性障害という病気は、パニック障害などに代表される不安障害の一種で、うつ病と似ている面もあります。病気の治療法や病気との付き合い方に関しては、不安障害全般やうつ病と共通する部分も少なくありません。「物事を確認する回数が異常に多い」「手の洗浄などに異常な時間がかかる」というのが強迫性障害の代表的な症状です。ぼくが発症した頃は高校の教員をしていたので、何といっても授業をするのが大変になるという教員としては致命的な困難を抱えてしまい、教員を退職しました。自分で本を読んで主体的に治療に取り組むようになったのは、病気であることに気がついてからさらに数年経った後で、その時点から2~3年くらいで教員の仕事ができるまでに回復し、教職に復帰することができました。この本が、強迫性障害の患者やその周囲の人などが病気であることを意識するきっかけとなったり、治療や病気との共生について考えるためのヒントになれば、筆者としてはとてもうれしく思います。

強迫性障害に悩む人の気持ちがわかる本(原井宏明)

こころライブラリーイラスト版シリーズでは、『統合失調症の人の気持ちがわかる本』『うつ病の人の気持ちがわかる本』など、心の病気になった人たち自身の気持ちをまとめた本を、これまでに刊行しています。心の病気そのものに関する解説書は多く出版されていて、病気の知識は広まっていますが、患者さん本人が、どのように苦しみ、何を感じ、悩んでいるかという観点からまとめた本は、多くはありません。「いくら洗っても、手の汚れがとれないと思い、どこまでも繰り返す」「何度カギの確認をしても、安心することができない」などといった症状がある強迫性障害もそのひとつです。実際には患者数は多く、誰でも発症する可能性がある病気です。
患者さん自身に聞くと、いちばん訴えたいのは、この病気を理解してほしいということ。周囲の人が病気を本当に理解するためには、患者さん本人の気持ちをまとめた本が必要です。本書では、家族の会への取材をもとに、家族の気持ちも随時解説。強迫性障害という”不安とこだわりの病”を内面から理解し、回復に導く決定版です。

強迫性障害治療のための身につける行動療法(飯倉康郎・芝田寿美男・中尾智博・中川彰子)

強迫性障害は,WHOで身体疾患も含めて最も生活を障害する疾患の20位にあげられ,近年までは治療による効果は自然治癒を上回らないとまでいわれた慢性化しやすい難治な疾患である。そのような治療の難しい疾患に著者らが立ち向かえているのは,行動療法という技術を身につけているからであるという。本書では,曝露反応妨害法を導入する際のさまざまな工夫,曝露反応妨害法がうまくいかない時のパターンと解決法,発達障害,hoarding(溜め込み)を含めた強迫性障害の周辺群に対する行動療法の工夫等々,この難治とされる強迫のさまざまな臨床を通して,実際に行動療法をどう身につけ,生かし,つかいこなして治療を進めていくかが示されている。「極端なことを強引にさせる治療」「心を扱わない表層的な治療」「治療パッケージとして限定されたもの」等の行動療法をめぐる誤解を解き,その実用性と奥深さ,魅力を伝える。身につければこれほど役に立つ技術はないと実感している著者らによる,患者の生活の“質”の変化を目指す行動療法のススメ。

強迫性障害への認知行動療法-講義とワークショップで身につけるアートとサイエンス-(ポール・サルコフスキス)

伝統的な行動療法的アプローチと認知療法的アプローチを統合し、強迫性障害への認知行動療法を開発・確立した著者、ポール・サルコフスキス。本書は第9回認知行動療法学会・第35回日本行動療法学会にて大好評を博した氏の講演およびワークショップを完全収録。強迫性障害の認知行動療法の科学と実践を「話し言葉で」理解するための1冊。

現代の子どもと強迫性障害(広沢正孝・広沢郁子)

発達過程にある子どもの精神科臨床はとにかく難しい。とりわけ強迫という症状は,それがあまりに広汎にわたるゆえに,臨床場面における個別対応も相対的な理論化も困難である。本書には様々なアプローチによるナマの臨床が記載され,読者はそれらを俯瞰することで子どもの強迫の全体像を描くことができる。

こころのクスリBOOKS よくわかる強迫症(有園正俊)

「わかっているのに、やめられない…」強迫症の症状と治療法について、わかりやすい解説とイラストで、ていねいに紹介しました。患者さんにもご家族にも読みやすい1冊です。

強迫性障害のすべてがわかる本(原田誠一)

心に宿る強迫観念が日常生活を蝕んでいく! 繰り返される手洗いや確認。わけもなくこだわる順序や回数。こだわりが止められない強迫症状の実態と効果的な治療を解説。家族の関わり方も具体的にアドバイス。

図解決定版 強迫性障害を乗りこえる! 最新治療と正しい知識(上島国利)

不安にさいなまれる、奇妙なこだわり。何度も手洗いをくりかえす(不潔強迫)。外出の際に家の鍵や電気、ガスの元栓などを何度も確認する(確認行為)。自分の家具や机の上が特定の形に整理されていないと気がすまない(不完全恐怖)。不用品を家に貯めこんでしまう(保存強迫)。不吉な数やこだわりの数字が執拗な(数唱強迫)。このような”特異な精神症状に苦しんでいる”当人や家族の方々にも、本書は図解入りでわかりやすく内容を説明しています。なかでも薬物だけに頼らない”認知行動療法”で克服する方法などを紹介しており、関係者にとっては光明の射す一冊です。
この記事を書いた人
ばなうた編集部

ひきこもり、コミュ障、人見知り、メンヘラ、発達障害、無職、ニート、SNEPなど、社会に生きづらさを抱える人、友達がいない人、人生に思い悩む人を応援します。首都圏各地で毎週イベント開催。お役立ちコンテンツ発信中。お役所とは違ったゆるゆるな当事者視点で、面白くて楽しい、ドキドキワクワクあふれる社会参加を創造します。

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