統合失調症の有名人まとめ

統合失調症の有名人まとめ有名人

過去(または現在)、統合失調症だったとされる有名人をまとめました。ご参考にしてください。

用語説明統合失調症とは、思考、行動、感情を一つの目的に沿ってまとめていく能力(統合する能力)が長期にわたって低下し、その経過で幻覚、妄想、突飛な行動などが見られる病気です。
有病率約1%(日本の患者数は約100万人)
用語の変遷早発性痴呆 → 精神分裂病 → 統合失調症

草間彌生

草間彌生(くさまやよい、1929年3月22日 – )は、日本の芸術家。長野県松本市生まれ。1957年に渡米すると絵画や立体作品の制作だけではなくハプニングと称される過激なパフォーマンスを実行し、1960年代には「前衛の女王」の異名をとった。

松本駅近くで種苗業を営む裕福な家に生まれ、幼いころから草花やスケッチに親しむ。その一方、少女時代より統合失調症を病み、繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それら幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始める。

草間は現在に至るまで水玉(ドット)をモチーフに制作する事が多いが(ドット・ペインティング)、これは耳なし芳一が幽霊から身を守るために全身を経で埋め尽くした様に、彼女が恐怖する幻覚や幻聴から身を守るために、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くす儀式でもある、とされる。

草間彌生の記事

夏目漱石

夏目漱石(なつめそうせき、1867年2月9日 – 1916年12月9日)は、日本の小説家、評論家、英文学者。本名、夏目金之助。江戸の牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)出身。俳号は愚陀仏。

大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。帝国大学(現在の東京大学)英文科卒業後、松山で愛媛県尋常中学校教師、熊本で第五高等学校教授などを務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東京帝国大学講師として英文学を講じながら、「吾輩は猫である」を雑誌『ホトトギス』に発表。これが評判になり「坊っちゃん」「倫敦塔」などを書く。

精神科医呉秀三博士に妄想性痴呆(妄想型統合失調症)と診断される。エピソードとして「恋愛妄想」があり、病院で出会った女性が自分との結婚を熱望しているという妄想だが、実際にはそうした事実はなかった。

高村智恵子

高村智恵子(たかむらちえこ、1886年5月20日 – 1938年10月5日、旧姓:長沼)は、日本の洋画家、紙絵作家。夫は彫刻家・詩人の高村光太郎。夫の光太郎が彼女の死後に出版した詩集『智恵子抄』でも知られる。

46歳時に統合失調症の最初の兆候が現れた。

ハウス加賀谷

ハウス加賀谷(1974年2月26日 – )。本名:加賀谷潤。ハウス加賀谷という芸名の由来は、障害者施設によくある「~ハウス」というネーミングから。東京都中野区出身、ボケ担当。血液型O型。

体を張ったギャグと、時おり見せる冷静な発言のギャップが売り。持ちネタは独特のポーズを決めながら「か・が・や・でーっす!!」と言う自己紹介。坊主頭に白いシャツとピンクのスパッツが基本的な服装。

中学時代に受験勉強のストレスから幻聴や自己臭恐怖症が併発し、高校生になると幻覚に悩まされるようになる。病状の悪化にともない、16歳でグループホームに入所し、2年間をそこで過ごす。

大川興業入社当初は病気のことを伏せていたが、大川豊総裁と一緒に電車で移動中、どうしても耐えられなくなって途中、駅のプラットホームに倒れ込んだ際、加賀谷のセカンドバッグから大量の向精神薬が散乱したことで事実が発覚した。その後、自己判断で薬の量を調整し、病状が悪化。1999年、統合失調症との診断を受け、芸能活動を休止する。芸能界からは完全に身を引き、公の場から姿を消した。

7ヶ月の入院と10年の自宅療養の後に芸能活動を再開する。2013年8月、「統合失調症がやってきた」をイースト・プレスより出版。ハウス加賀谷が語った話を松本キックが文章化した。

ジョン・ナッシュ

ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニア(John Forbes Nash, Jr. 1928年6月13日 – 2015年5月23日)は、アメリカ人の数学者。

専門分野は微分幾何学で、リーマン多様体の研究に関して大きな功績を残す。ナッシュがナッシュ均衡を証明したことでゲーム理論がライフワークと思われることもあるが、ゲーム理論の研究に従事していたのは博士課程在学中とその後のわずか数年間である。

1994年にゲーム理論の経済学への応用に関する貢献によりラインハルト・ゼルテン、ジョン・ハーサニと共にノーベル経済学賞を、2015年に非線形偏微分方程式論とその幾何解析への応用に関する貢献によりルイス・ニーレンバーグと共にアーベル賞を受賞した。

映画『ビューティフル・マインド』は、天才数学者としての偉業と成功、及び後の統合失調症に苦しむ人生を描く作品である。

レビュー

エドヴァルド・ムンク

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch・1863年12月12日 – 1944年1月23日)は、19世紀 – 20世紀のノルウェー出身の画家。ノルウェーでは国民的な画家である。

代表作『叫び』は統合失調症の前駆期の影響による世界没落体験と幻聴を絵にしたものであるとされている。

フィンセント・ファン・ゴッホ

フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 – 1890年7月29日)は、オランダのポスト印象派の画家。

主要作品の多くは1886年以降のフランス居住時代、特にアルル時代(1888年 – 1889年5月)とサン=レミでの療養時代(1889年5月 – 1890年5月)に制作された。

感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、ポスト印象派を代表する画家である。フォーヴィスムやドイツ表現主義など、20世紀の美術にも大きな影響を及ぼした。

発作などの症状については、数多くの仮説のうち、てんかんとする説と統合失調症とする説が有力である。

カミーユ・クローデル

カミーユ・クローデル(Camille Claudel、1864年12月8日 – 1943年10月19日)は、フランスの彫刻家。

1864年、エーヌ県のフェール=アン=タルドノワにて、父ルイ=プロスペル・クローデルと母ルイーズの間に3人兄弟の長女として生まれる。子供の頃から彫刻に親しみ、卓越した技術と才能を発揮していく。そしてまた類まれなる美貌を持っていた。

40代後半に統合失調症を発症し、1913年3月10日、48歳の時に家族によってパリ郊外のヌイイ=シュル=マルヌにあるヴィル・エヴラール精神病院に入れられた。その後第一次世界大戦の影響で南仏のモントヴェルク精神病院に移動させられ、生涯をそこで過ごした。

アイザック・ニュートン

アイザックニュートン(英: Isaac Newton、1643年1月4日 – 1727年3月31日)は、イングランドの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者。主な業績としてニュートン力学の確立や微積分法の発見がある。

30歳前後と50歳前後に、妄想型の統合失調症を患ったとする説を精神科医の福島章が述べている。

バディ・ボールデン

バディ・ボールデン(Charles “Buddy” Bolden、1877年9月6日 – 1931年11月4日)は、アフリカ系アメリカ人のコルネット奏者で、当時、ラグタイムをニューオーリンズ・スタイルへと発展させた主要な人物であると考えられている。その音楽は、のちにジャズとして知られることとなった。

1900年頃から、当時は精神分裂病と呼ばれていた統合失調症によって演奏能力を失う1907年まで、彼のバンドはニューオーリンズで最高の呼び物であった。

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ばなうた編集部

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