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摂食障害が分かる!おススメの本まとめ

摂食障害が分かる!おススメの本まとめ

摂食障害に関するおススメの本をまとめました。本探しのご参考にしてください。

用語説明摂食障害とは、「食事を食べること」に対し持続的な困難が生じる精神障害のひとつです。主に極端な食事制限を行う拒食症と、過度の食事摂取を行う過食症があり、生命の危険に繋がる深刻な病気です。
有病率2~3%

摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。(遠野なぎこ)

衝撃的な生い立ちを明かし、話題を呼んだ処女作『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』から一年。母は、愛さなかっただけでなく、娘を摂食障害という地獄へ突き落とした。摂食障害、強迫性障害、身体醜形障害……20年近く患い続けている心の病について、いますべてを告白します。

焦らなくてもいい!拒食症・過食症の正しい治し方と知識(水島広子)

俗に摂食障害と呼ばれる病名ですが、10代、20代、30代の女性に圧倒的に多く見られます。心と身体の両面から引き起こされる心の病です。症状が進むと、うつ病、パニック障害、社会不安障害などの様々な病気を併発します。本書では対人関係療法の第一人者と称される水島広子先生が、女性ならではのデリカシーさを重んじて、様々な症状が予測される患者との柔軟な対応法を公開しております。本人、家族、周囲の関係者が安心して手にすることのできる一冊です。

拒食症・過食症を対人関係療法で治す(水島広子)

過食嘔吐はがまんしなくていい。「すぐに」「完璧に」治そうとするから治らない。日本では数少ない摂食障害(拒食症と過食症)の専門医が教える「新しい常識」。多くの誤解と偏見を正し、患者とその家族に治療のための正しい知識を提供する。併せて、親や配偶者などの「身近な他者」との対人関係を改善することでうつ病や摂食障害の治療に効果をあげ、欧米では標準的な治療法である「対人関係治療法」を紹介。「私はちゃんと元どおりになるのでしょうか」という質問をする患者さんに、私はよく「せっかく病気になったのに、元どおりになったら、病気になっただけ損です。元のやり方では辛かったから病気になったのですから、治るときにはもっと楽に生きられるようになっているようにしましょう」と言います。病気になったことには意味があります。まさに、対人関係を楽にするチャンスを与えられたのです。

私はこうして摂食障害(拒食・過食)から回復した―摂食障害エドと別れる日―(ジェニー・シェーファー、トム・ルートレッジ)

摂食障害から回復するための実践的アドバイスが満載! エド(Ed)とは何か? それは、Eating Disorderの頭文字をとって名づけたもの。著者ジェニーは自分の中に潜む摂食障害を、1人の人格としてとらえエドと呼ぶ。「君は太っているよ」とささやくエドの声。このエドの思考と、自分の健康な部分の思考とを認識し、区別し、それに従わないようにしていくことで、エドとの別れを実現し、摂食障害を克服する。やせ願望、過食嘔吐をそそのかす声、拒食を強いる声、それは、実はみんな自分自身のものというよりも、摂食障害エドという病気が引き起こす症状なのだった。ユーモアと希望に満ちながら、実践的で現実的でもある本書は、当事者に対しては回復への具体的なアドバイスを与えてくれる。家族や友人、医療・教育関係者に対しては、摂食障害に苦しむ人の体験がどのようなものなのか、しかし回復を目指して毎日歩んでいくことで、必ず回復へとつながっていく、ということを教えてくれる貴重な体験談となっている。

「食べない心」と「吐く心」―摂食障害から立ち直る女性たち(小野瀬健人)

「お母さん、私、生きていってもいいですか?」いつも心の中でそう問いかけている摂食障害の女性たち。そして彼女たちは悲しいまでに切望する。「あぁ、私に何か甘い物を下さい。何か、甘い物を」いままで誰にも理解されなかった拒食、過食、過食嘔吐の痛々しい病理を、いまここに解き明かす。

裏切りの身体-「摂食障害」という出口-(富澤治)

一言で言えば、摂食障害とは、食事をコントロールして食べ、その結果体重が減少し、体型が痩せていれば自分自身の存在価値を感じることができる、そして「体重や体型をコントロールして(痩せて)いる」ということに「しか」、自分自身の価値を見いだすことができない、という病気である。(中略) つまり摂食障害の人たちが「痩せていなくてはならない」というのは、自分自身の生きる価値を保つための「命がけの戦い」なのである。決して「痩せて死んでしまいたい」と思って食べないのではない。(中略)そういう人を治療して、良くなっていく過程で、私がいつも直面したのは「何のために人は生きるのか」というかれらの問いである。この問いは私の経験では、治療関係が築かれ、症状が良くなっていく、ということの後でしか出てこない。そしてこの問いこそが摂食障害の本質的問題であると私は思っている。

「食べない心」と「吐く心」を越えて -摂食障害から立ち直る女性たち-(有元ゆかり)

摂食障害の回復を支援している施設「なのはなファミリー」の考え方と実践方法、そして実際に摂食障害から回復した3人の女性のドキュメントから構成されています。 拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用の女性たちを、どうやって回復させていくのか、実際に回復した女性たちはどんな症状で、どういう回復過程をへて回復していったのかが、具体的に述べられています。 ここで紹介されている女性達は自傷行為やこだわりの強さからも解放され、摂食障害から回復するということは、ただ単に食べ方の問題が改善されるということではなくて、心の苦しみから解放されることだということがよくわかります。

「やせたい」に隠された心―摂食障害から回復するための13章(粕谷なち・草薙和美)

摂食障害って何?どうして食にこだわるか?どうしてやめられない?その人に合った治療法は?心と体の関係や、家族の役割、そして心の持ち方など、300人を超えるクライアントをみてきたカウンセラーが語る「回復への道しるべ」。

拒食、過食のながいトンネルをぬけて(鈴木裕也)

「拒食症」の名を世に知らしめたアメリカの歌手カレン・カーペンターの死から14年。いまなお拒食症や過食症をとり巻く事態はいっこうに改善の兆しが見られない。著者の30年間にわたる豊富な診療経験に基づき、症例をコミックで解説。患者、家族、教育関係者、治療者必携の書。

拒食症と過食症の治し方(切池信夫)

摂食障害は治療が難しい病気です。本人が病気と認識していないことが多く、また、薬物療法だけでは治りません。自分で治そうとしない限り、治りません。「治そう!」と決心した時から回復が始まるのです。本書では、食事日誌や過食節約貯金、嘔吐を5分間がまんするなど自分で病気を克服できる具体的な対処法を紹介します。また、この病気は周囲の人の理解が不可欠。本人との接し方の注意点も紹介、家族にも役立つ一冊です。

最新版 拒食症・過食症の治し方がわかる本(高木洲一郎・浜中禎子)

摂食障害(拒食症・過食症)は近年増加していて、大きな社会問題にもなっています。病気の原因、治療法、家族の接し方についてわかりやすく解説。「摂食障害は医師のひとりの手だけでは治せない」とよくいわれますが、本書は医師と看護師がコンビを組んだ書籍で、長年治療に携わってきたノウハウが紹介されています。

摂食障害:身体にすり替えられたこころの痛み(深井善光)

「食べる・食べない」の問題ではない。「定常体重療法」の発案者が初めて語る、食べることを強要しない治し方。代表的な拒食症と過食症は、どちらも食を拒む病いだが、「拒食」が不安を内包するのに対し、「過食」は怒りや不安を相手にぶつけて暴力的になる傾向の違いがある。また、思春期に発症する食への異常行動は、実は乳幼児期に起因する場合もあり、ミルクの「イヤイヤ」や離乳食から始まる偏食を遡って見ていく。本書は「病は治せる」との観点より摂食障害の患者・家族に寄り添いつつ治療の経過と結果からQ&A形式で「定常体重療法」を紹介。

摂食障害というこころ―創られた悲劇/築かれた閉塞(松木邦裕)

語られない苦しみ・悲しみ・怒りに耳を傾ける。どのようにして起こり、いかに対応するか。

母と子で克服できる摂食障害――過食症・拒食症からの解放(福田俊一・増井昌美)

摂食障害(過食症・拒食症)の背景には、母と娘の愛憎ドラマが多く見られます。二人がカウンセラーの導きや父親のサポートを得て葛藤を乗り越え、分かりあい支えあう関係に生まれ変わることで、驚くほど症状は良くなっていきます。本書では、こじれる前の初期段階の事例から始まり、早く手を打てば良くなる段階の事例、そして長期化していても克服できることを示す事例を紹介し、症状レベルに合わせた適切な対応やアドバイスをまとめています。長い年月摂食障害にかかっていても、治る可能性は十分にあるのです。

摂食障害の最新治療-どのように理解しどのように治療すべきか(鍋田恭孝)

摂食障害治療のエキスパートによる、包括的な治療法。過食症、拒食症といった摂食障害は、これまで精神療法の視点から述べられることが多かった。しかし、その病態の多様性・複雑性から、治療現場のコンセンサスが得られる手法は見出されてこなかったのが現状だ。本書では、多彩な分野から臨床研究の第一人者が集い、その実践の蓄積から積み上げた新しい視座を提供する。それは、精神療法のみならず、内科・婦人科など身体管理の視野からも摂食障害の本質と治療に迫るトータルな視点と手法だ。「第I部 摂食障害治療の現状」「第II部 各科の立場から」「第III部 それぞれの心理療法的アプローチから」の三部から成る本書を通読することで、摂食障害の全体像を把握し、「治療ガイドライン」にはない現場の“血の通った”さまざまなアプローチを知ることができる。摂食障害治療の新たな定本となる一冊。
この記事を書いた人
ばなうた編集部

ひきこもり、コミュ障、人見知り、メンヘラ、発達障害、無職、ニート、SNEPなど、社会に生きづらさを抱える人、友達がいない人、人生に思い悩む人を応援します。首都圏各地で毎週イベント開催。お役立ちコンテンツ発信中。お役所とは違ったゆるゆるな当事者視点で、面白くて楽しい、ドキドキワクワクあふれる社会参加を創造します。

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