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過食症の有名人まとめ

過食症の有名人まとめ有名人

過去(または現在)、過食症だったとされる有名人をまとめました。ご参考にしてください。

用語説明過食症とは、心理的な原因を抱えることから食事をとらずにはいられない状態を指します。大量に食事を摂取しますが、後に吐くといった代償行為があり、体重増加を防いでいます。神経性過食症とも呼ばれ、摂食障害の一つに分類される病気です。

カレン・カーペンター(歌手)

カレン・アン・カーペンター(Karen Anne Carpenter、1950年3月2日 – 1983年2月4日)は、カーペンターズのヴォーカリスト、ドラマー。彼女の声の美しさについては、ビートルズのジョン・レノンやポール・マッカートニーも絶賛したという。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第94位。

子供が大好きで、彼女自身、子供のような無邪気さと純粋さを持っていて周囲の人から好かれていた。だが、自らの体型については太りすぎという固定観念を持っており、やがて精神的な病となっていった。

ある日、カレンは兄リチャードに「ねえ、お兄ちゃん。私って太ってる?」と聞いたという。するとリチャードは「あぁ、ちょっとな」とさり気なく答えた。事実、その頃のカレンは平均的な女性と比較してぽっちゃりしていた。カレンの身長は163センチで適正体重は58.45キロだが、実際の体重は最大66キロに達していた。

その兄の言葉を受けたカレンは、「絶対に痩せてやる!!」と発奮。ダイエットに励むようになったが、それが彼女の寿命を縮める結果となってしまった。1975年9月のカレンの体重は41キロであった。

1974年、3度目の来日時に、リチャードと共に和服姿の写真を撮影、翌年発売されたライブアルバム「CARPENTERS LIVE IN JAPAN」 に付録としてその写真が添付され、カレンによると、この頃が最高に太っていたという。

カレンはいつの頃からか摂食障害(拒食症)に悩まされるようになる(音楽誌にFat Sister「太っちょカレン」と書かれた事が原因の一説として囁かれている)。

後のセラピーの過程で親子関係が背景にあると見られている。このため、1975年に予定されていた日本公演が中止となった。当時の招聘先である、キョードーのコメントは「神経性食意不振症」によるものであった。

リチャードが睡眠薬依存症のリハビリを行っていた1980年にソロ活動を行うが、曲が公開されるのは、カレンの死後となる。アルバムは『遠い初恋』(原題:「カレン・カーペンター」)として1996年にリリースされた。

1980年、若手実業家のトム・バリスと結婚をするも、翌年暮れには破綻。離婚同意書にサインする直前(約束の6時間ほど前)に彼女が死去したため、現在も既婚のままとなっている。

1983年2月4日早朝、両親の家で意識不明になっているところを発見され、同日死去した。32歳没。死因は急性心不全。長期の闘病生活が心臓に負担をかけていたと思われる。

なお、映画「カレン・カーペンター・ストーリー」によれば、晩年は過食症と拒食症の症状が繰り返し起こっており、死去前日は食欲が少し出てきたところで翌日亡くなった事になっている。彼女の死は社会に衝撃を与え、拒食症などの摂食障害が社会的に認知されるきっかけとなった。

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ダイアナ妃(英国王妃)

ウェールズ公妃ダイアナ(Diana, Princess of Wales、1961年7月1日 – 1997年8月31日)は、イギリスの第1位王位継承権者ウェールズ公チャールズの最初の妃。

イギリスの名門貴族スペンサー伯爵家の令嬢として生まれ、1981年にチャールズ皇太子と結婚、彼との間にケンブリッジ公ウィリアム王子およびサセックス公ヘンリー王子の2児をもうけた。しかし後にチャールズ皇太子と別居状態になり、1996年に離婚。1997年にパリで交通事故による不慮の死を遂げた

1995年のBBCの番組のインタビューでダイアナは何年も過食症に苦しんでいることを明らかにした。過食症はストレスで心が空虚になるのを過食で満たそうとするが、その後嘔吐し、するとまた胃と心が空虚になってきて過食をするという病気である。

ダイアナはインタビューの中で「プレッシャーに影響されました。公務で外出する日は胃も心も空虚になって帰宅するのが常でした。その頃私は瀕死の人や重病者、結婚生活に悩む人と関わっておりましたが、帰宅すると先ほどまでたくさんの人を慰めていたのに、自分自身をどう慰めたらいいか分からず、冷蔵庫の中の食べ物を胃の中に流し込むのが習慣になってしまったのです」「一日に4回か5回、時にはそれ以上お腹一杯に食べます。すると気分が楽になります。二本の腕で抱かれているような気分になるのです。でもそれは一時的なものです」とその苦しみを語っている。

しかしウェストヒース学校の同級生の証言によればダイアナは学生時代から大食いで太り気味だったという。マスコミから注目されるようになってから、太って見えないかを気にするようになり、過食した後に吐き出すという独自の「ダイエット法」を行うようになったという。侍従にも「すごくいいダイエット方法を見つけたの。好きなだけ食べて、その後でこうするだけ」と言って、吐くジェスチャーをして見せたことがある。これが過食症の直接の原因で王室生活のストレスでどんどん悪化していったという流れのようである。

心理学者バジル・パンツァー博士は「二人の女友達と暮らすフラットから宮殿に移ることは誰にとっても大きな変化である(略)精神医学の対象として彼女を見ると、こうした変化の後で心の病の症状が現れたことが分かる。摂食障害だ。よくある過食症の症例である。(略)ふっくらした10代の少女から体重不足の痩せた女性に変わっていった」「義務を果たすことに慣れていないのだろう。(略)立ち向かえずにプレッシャーに押しつぶされてしまう」と分析している。

エルヴィス・プレスリー(ミュージシャン)

エルヴィス・アーロン・プレスリー(Elvis Aron Presley、1935年1月8日 – 1977年8月16日)は、アメリカのミュージシャン、映画俳優。

1977年8月16日にテネシー州メンフィスの自宅、グレイスランドで没した。ガールフレンドのジンジャー・アルデンによって寝室のバスルームの床に倒れているところを発見され、バプテスト記念病院へ搬送されたが、医師は午後3時30分、プレスリーの死亡を確認した。42歳没。検視後、死因は処方薬の極端な誤用による不整脈と公式に発表された。

晩年、プレスリーはストレスからくる「過食症」に陥ったことが原因で体重が激増したことに加え、1975年頃からは主治医だったジョージ・ニコポウラスから処方された睡眠薬などを「誤った使い方」で服用していた。「処方ドラッグをやっていた」とグレン・D・ハーディンなどのメンバー、さらにデル・ソニー・ウェストなどのメンフィス・マフィアのメンバーたちも語っている。

グレンは詳しいことは死ぬまで語るつもりはないといっているが、ソニー・ウェストは暴露本を書いて中傷したとされた。このことについてソニーは「まだ存命中だったエルヴィスを救うためだった」と述べた。

違法なドラッグは一切使用していないが、この処方ドラッグの影響で癇癪持ちになり、体調も維持できなくなってしまった。イギリスのテレビ局、チャンネル4はプレスリーのDNAに、肥満や心臓疾患を引き起こすものが発見されたとい報道した。

エルトン・ジョン(ミュージシャン)

エルトン・ハーキュリーズ・ジョン(Sir Elton Hercules John、1947年3月25日 – )は、イギリスのミュージシャン、シンガー・ソングライター。

代表曲に「僕の歌は君の歌」「クロコダイル・ロック」「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」「ダニエル」などがある。最も売れたアーティスト一覧によると、シングルとアルバムの総売り上げは、ビージーズやローリング・ストーンズ、ピンク・フロイドを上回る約3億枚。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第38位。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第49位。

1980年代後半は精神的にも不安定な状態が多く、過食症やアルコールの過剰摂取はよりいっそうエスカレートした。1990年、薬物とアルコール依存症、過食症の治療のため入院。更生施設への入居を経てカムバックしたジョンは、翌年のアルバム『ザ・ワン』で再び好調なセールスと高い評価を得る。

ジェーン・フォンダ(女優)

ジェーン・フォンダ(Jane Fonda、1937年12月21日 – )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市出身の女優、作家、政治活動家。これまで7度のアカデミー賞候補にノミネートされ、1971年に『コールガール』、1978年に『帰郷』と、主演女優賞を2度受賞している。

著名な俳優ヘンリー・フォンダと、カナダ生まれで社交界の有名人だったフランシス・シーモア・ブロカウのあいだにニューヨークで生まれた。

彼女の子供時代はつらいものだった。フォンダが12歳のとき、母親が自殺。当時彼女は、母親は心臓発作で亡くなったと教えられていた。けれどもほどなくしてある雑誌で母親が喉をカミソリで切ったという記事を読んだ。その後、父親との関係も歪んでしまった。

「私は子供のころ、両親の所有物のようだった。そのトラウマを乗り越えるのに70年以上かかってしまったわ。親から愛されたいのなら、親が納得する格好やスタイルをして、体重も親が納得するものでなければならないなんて、親は娘に絶対に思わせてはいけないのよ」。何十年ものあいだ、過食症に苦しんだフォンダはこう語った。酷いときには1日に20回も嘔吐を繰り返したという。

エイミー・ワインハウス(シンガーソングライター)

エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse、1983年9月14日 – 2011年7月23日)は、イギリスのソウルミュージック、ジャズ、R&Bのシンガーソングライター。

彼女は薬物中毒やアルコール依存症であり、リハビリ施設に入退院を繰り返していた。2011年7月23日、ロンドンのカムデンにある自宅で遺体で発見され、死因はアルコール中毒とされた。

しかし、遺族である兄アレックスが「死因は過食症だ」と、英誌に語った。「彼女を本当に死に追いやったのは、過食症です。あのせいでエイミーの体は弱り(よりアルコールなどの)影響を受けるようになってしまった。もし摂食障害を患っていなければ、体を強く保てたはずだ」

アレックスによると、エイミーが摂食障害に苦しみ始めたのはティーンの頃だという。当時エイミーが一緒に遊んでいた少女たちも同じ摂食障害に苦しんでおり、当時の様子をこう証言している。

「みんな、食べ物に濃厚なソースをタップリかけて食べた後は、それを嘔吐してしまう。仲間たちは止めたが、エイミーは克服できないままだった。それ(過食&嘔吐)を続けているのはみんな知っていたが、対処するのはほぼ不可能。誰にも話さない場合は、特にね」

ブリトニー・スピアーズ(ポップ歌手)

ブリトニー・ジーン・スピアーズ(Britney Jean Spears、1981年12月2日 – )は、アメリカ合衆国のポップ歌手。日本での愛称はブリちゃん。

2007年初頭より精神不安定のためか突然自らバリカンを持って坊主頭にしたり、パパラッチを傘で叩いたりなど迷走していた。家族や関係者の説得もあって3月下旬までドラッグ・リハビリのため更生施設に入所した。

その後、激太り・激やせを繰り返し、痩せる為の嘔吐、下剤使用などをボディーガードが証言した。

タンディ・ニュートン(女優)

タンディ・ニュートン(Thandie Newton、1972年11月6日 – )は、イギリスの女優。

彼女は、14歳の頃バレエのテストに向けてトレーニングをしていた頃に、摂食障害を患った。「カッテージチーズ以外なにも食べなかった。でも、特に変なことではなかったの。お母さんは巡回保健師だったから。だから家でバターを食べることなんてなかった。私はとても健康で、栄養に関する意識をきちんと教えこまれていたの」と話す。

しかし年上の男性と交際をするようになって摂食障害が脅迫観念に変わっていったという。「私たちは毎回外に夕飯を食べに行ったわ。彼は食べることにとても関心をもっていたからね。過食症になることは、彼から私自身を離す方法でしかなかったの」「一緒に住んでいた寮に戻って、よく吐き出したわ」

1年間に及ぶ過度の過食症に陥ったと語るニュートンは「喉に指を突っ込んだ跡が関節にまだ残っている」と語った。

ともさかりえ(女優)

ともさかりえ(1979年10月12日 – ) は、日本の女優、歌手。別名、さかともえり。東京都三鷹市出身。

10代の頃、人間関係のストレスから摂食障害(拒食・過食)になる。嘔吐を繰り返し、嘔吐した胃酸によって歯が溶け、虫歯だらけになってしまったことも明かしている。

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安藤美姫(フィギュアスケート選手)

安藤美姫(あんどうみき、1987年12月18日 – )は、日本の元フィギュアスケート選手(女子シングル)。2002年のジュニアグランプリファイナルにおいて、ISU公式大会で女子選手として史上初の4回転ジャンプを成功させた。

心無いファンから「太り過ぎ」と書かれた手紙が来て過食嘔吐を繰り返していた過去を、雑誌「婦人公論」2010年5月22日号で告白した。

角田信朗(空手家)

角田信朗(かくだのぶあき、1961年4月11日 – )は、日本の空手家(六段)、ボディービルダー。正道会館最高師範、K-1競技統括プロデューサー。タレント・俳優・歌手としても活動している。血液型はAB型。

かつて10年近く過食嘔吐に悩まされていたと2011年6月にブログで明かした。

角田は1993年のK-1創設当時、選手としてリングに上がる傍ら、ルールの制定や競技の管理、海外選手との交渉や契約から興行ビザの申請・取得まで、さまざまな職務に追われていた。多忙な生活や重責のプレッシャーに加え、持病の睡眠時無呼吸症候群による不眠も角田を蝕んだ。そんな角田がストレスのはけ口にしていたのが、過食と嘔吐だった。

「夜、食って飲んでお腹パンパンになるまでいく。でコンビニで菓子パンやポテトチップス、コーラの1.5リットルボトルと氷を買って帰り、これを全部平らげる…タヌキみたいに腹が膨れて苦しくなって来るとトイレに行って指を突っ込んで全部吐く」

今にして思えばリストカットなどと同様の自傷行為だったが、当時は全く自覚がなく、知らず知らずのうちにこの過食と嘔吐を繰り返すことで心身のバランスを取っていたと、角田は振り返る。

当然、血糖値の上昇など体調は悪化。10年ほど前、40歳を機になんとか過食を止めることに成功し、現在では厳しい節制生活を送っている。しかし、今でもストレスが溜まると、つい過食に走ってしまうことがあるという。

遠野なぎこ(女優)

遠野なぎこ(とおのなぎこ、1979年11月22日 – )は、日本の女優。旧芸名は遠野凪子。神奈川県川崎市出身。

子役として幼い頃からこの仕事を続けている。幼少期から親による児童虐待の被害を受けており、そのために言われるがままの子役を続けざるを得なかったところがある。人気子役であったことから中学校でいじめにあったときも、親の言いなりになるしか無かったため、それに耐えて仕事を続けていた。

しかし15、16歳の時にドラマ『未成年』の出演をきっかけに、人格崩壊(「人付き合いに対して飽きっぽくなる」「冷めた性格になる」等)が起こり、この時期が我慢の限界であったと語っている。一度は女優という職業に疑問を感じ疲労がたまり休業したが、夢の中にも自分が演技をしている姿が出てくるようになり「自分は女優しかない」と奮起、復帰したと語った。

番組の取材で、「唐辛子をサラダにかけ過ぎたり、休日は酒をほぼ1日中飲んでいる」といった偏食傾向およびアルコール依存症であることが分かり、健康被害を及ぼすとして警告を受けたことがある。実際にこれが災いし、シャンプーをした後に抜け毛が多く発生したことが判った他、番組取材で人間ドックに入った際も、「余命7年」と診断されている。

自伝本を出し過去について告白して以来、「完全ではないが以前よりは良い方向にむかっている」とブログで語った。しかし過食嘔吐や強迫性障害については今現在も投薬治療中で、幼い時に親から「吐いたら太らないから吐け」などと異常な環境でしか生きられなかった環境による虐待にあっていたせいもあり、今も苦しめられ続けている。

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この記事を書いた人
ばなうた編集部

ひきこもり、コミュ障、人見知り、メンヘラ、発達障害、無職、ニート、SNEPなど、社会に生きづらさを抱える人、友達がいない人、人生に思い悩む人を応援します。首都圏各地で毎週イベント開催。お役立ちコンテンツ発信中。お役所とは違ったゆるゆるな当事者視点で、面白くて楽しい、ドキドキワクワクあふれる社会参加を創造します。

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