全般性不安障害に関するおススメの本をまとめました。本探しのご参考にしてください。
用語説明全般性不安障害とは、特定の状況に限定されない、理由の定まらない不安や心配が長期間続き、心や体の症状が伴う不安障害のひとつです。男性より女性のほうが約2倍多く、大半は若い女性です。
生涯有病率(一生の間にかかる割合)5.1%
用語の変遷不安神経症 → 全般性不安障害
正しく知る不安障害~不安を理解し怖れを手放す~(ぐっと身近に人がわかる)(水島広子)
対人恐怖症やパニック障害といった言葉を頻繁に耳にするようになりました。より複雑化しデジタル化された現在社会の中で、多くの人がなんらかのストレスを心に抱えるようになったためといわれています。本書では、一般に不安障害と呼ばれている多くの心の病について実例を紹介し、それを引き起こす要因、それを自覚する術、対処方法、治療や克服といったことを、周囲の対応方法なども含めて、一般の人にわかりやすく解説します。
不安障害の子どもたち(子どものこころの発達を知るシリーズ)(近藤直司)
本書では、分離不安障害、パニック障害、広場恐怖と特定の恐怖症、社交恐怖(社会不安障害)、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害をとりあげます。児童・青年精神医学の立場から、不安や恐怖に苦しむ子どもたちとそのご家族を支援するために必要な知見について、できるだけわかりやすく解説します。
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本(ポール・デイヴィッド)
本書で取り扱っている症状:不安神経症、離人症、社会不安障害、鬱傾向、パニック障害/パニック発作。誰もが一生に一度は経験するこうした症状もちょっとした発想の転換により必ず回復へと導かれます。
森田療法(岩井寛)
他人の視線に怯える対人恐怖症。強迫観念や不安発作、不眠など、心身の不快や適応困難に悩む人は多い。こころに潜む不安や葛藤を“異物”として排除するのではなく、「あるがまま」に受け入れ、「目的本位」の行動をとることによって、すこやかな自己実現をめざす森田療法は、神経症からの解放のみならず、日常人のメンタル・ヘルスの実践法として、有益なヒントを提供する。
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