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摂食障害を描いた小説まとめ

摂食障害を描いた小説まとめ

摂食障害を描いた小説をまとめました。本探しのご参考にしてください。

用語説明摂食障害とは、「食事を食べること」に対し持続的な困難が生じる精神障害のひとつです。主に極端な食事制限を行う拒食症と、過度の食事摂取を行う過食症があり、生命の危険に繋がる深刻な病気です。
有病率2~3%

ハイドラ(金原ひとみ)

出会った瞬間から少しずつ、日々確実に、発狂してきた―。有名カメラマン新崎の専属モデルを務める早希は、私生活でも密かに彼と同棲している。付き合って三年を過ぎ、セックスの時以外は体に触れてこない新崎。不均衡な関係に深い倦怠感を覚えるなか、ずっと早希のファンだったというバンドマンの松木と出会う。ひずみのない愛を求めては傷つく女性の心理に迫る、傑作恋愛小説。

スケーターワルツ(加賀乙彦)

拒食症に襲われた、スケート界のホープ。現代の若者たちの心に流れる不安。

鏡の中の少女(杵渕幸子・森川那智子・スティーブン レベンクロン)

ニューヨークのマンハッタンに住むフランチェスカは15歳。彼女は、ダンススタジオの鏡に映った自分の姿に幻滅する。なんてデブなの。太ももはホントに太いし、ウエストは締まりがない。デブはみにくい。デブは最悪。もっと、やせて、身体を引き締めなきゃ。フランチェスカは猛烈なダイエットを開始する。なんで、そんなにやせたいのか、本当の理由には気づかないままに。

巨食症の明けない夜明け(松本侑子)

食べるということは、どういうことなのでしょうか。真剣な食欲とは、どのようなものなのでしょうか。わからないのです。いくら食べても、胃袋も心も満たされない食行動…。母親との関係に悩み、恋人ともうまくゆかず、過食に溺れる21歳の女子大生時子。都会で一人暮しをする若い女性の不安と孤独を描く、第11回すばる文学賞受賞作。

キルト―ある少女の物語(堂浦恵律子・スーザン・テリス)

1899年。アメリカ。農場の娘ネルは18歳の高校生。大学にすすみ、大好きだったショーおばあちゃんのようにボストンで働くことが夢。でも両親は、いとこのアンソンとの結婚をしきりにすすめる。結婚?大学生にもなれないし、男の子のように遠い海に出てゆくこともできないなんて―そう思いこんだネルは、おばあちゃんの形見の布でキルトをつくりはじめる。結婚式がちかずくにつれ、ネルはどんどんやせ細り、キルトは日に日に大きく、重くなってゆくが…。

きみの知らないところで世界は動く(片山恭一)

いたって普通の健全な高校生であるぼくと、恋人のカヲル、破天荒な言動ゆえに学校内の有名人である友人のジーコ。不思議な絆で結ばれた3人は70年代、青春の日々を謳歌していた。しかし、大学に入学した頃から、カヲルは心身に不調をきたし始める。カヲルとの結婚と確かな未来を望むぼくに対して、「普通」の生き方をするのが難しくなってしまった彼女は、徐々にバランスを崩していく。カヲルを愛するぼくは、彼女を救い、新たな関係を築こうとするが。ベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」の片山恭一の原点となるデビュー作。
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