5月10日(金)13:00~16:30、横浜で「第15回 女子だけ集まって語ろう会」を開催します。ご参加お待ちしています!

場面緘黙症が分かる!おススメの本まとめ

場面緘黙症が分かる!おススメの本まとめ

場面緘黙症に関するおススメの本をまとめました。本探しのご参考にしてください。

用語説明場面緘黙症とは、ある特定の場面・状況でだけ話せなくなってしまう疾患のことです。幼児期に発症するケースが多く、単なる人見知りや恥ずかしがり屋との違いは、症状が大変強く、何年たっても自然には改善しない点です。
有病率0.2%~0.7%

  1. 私はかんもくガール:しゃべりたいのにしゃべれない 場面緘黙症のなんかおかしな日常(らせんゆむ)
  2. かんもくって何なの!?:しゃべれない日々を脱け出た私(モリナガアメ)
  3. なっちゃんの声ー学校で話せない子どもたちの理解のために(はやしみこ・金原洋治)
  4. あなたの隣の話さない人-緘黙(かんもく)って何?(北野慶)
  5. 場面緘黙Q&A―幼稚園や学校でおしゃべりできない子どもたち(かんもくネット)
  6. 場面緘黙の子どもの治療マニュアル –統合的行動アプローチ–(R.リンジー バーグマン)
  7. 学校における場面緘黙への対応:合理的配慮から支援計画作成まで(高木潤野)
  8. 場面緘黙児の心理と指導―担任と父母の協力のために(河井芳文・河井英子)
  9. 無気力・引っ込み思案・緘黙(坂野雄二)
  10. 先生とできる場面緘黙の子どもの支援(クリストファー・A・カーニー)
  11. 場面緘黙児への支援―学校で話せない子を助けるために(Angela E. McHolm・Melanie K. Vanier・Charles E. Cunningham)
  12. 場面緘黙へのアプローチ―家庭と学校での取り組み(DVD付)(ローズマリー セージ・アリス スルーキン)
  13. 場面緘黙支援の最前線:家族と支援者の連携をめざして(ベニータ・レイ・スミス、アリス・スルーキン)
  14. イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド:アセスメントと早期対応のための50の指針(金原洋治・高木潤野)

私はかんもくガール:しゃべりたいのにしゃべれない 場面緘黙症のなんかおかしな日常(らせんゆむ)

なぜかしゃべれない人、それからなんでこの子しゃべらないんだろう?と、疑問に思っている人たちに―場面かんもく症だった著者の今まで隠し通してきたしょーもない人生をおもしろおかしいコミックにして、恥をしのんで大カミングアウト!

かんもくって何なの!?:しゃべれない日々を脱け出た私(モリナガアメ)

なんでクラスメイトと話せないんだろう?中学生になっても克服できないなんて…私ってダメなやつ!周りの人たちも自分も、「人見知りの激しい、とても大人しい子」だと思っていました。でも、ほんとは…場面緘黙症だったんです。

なっちゃんの声ー学校で話せない子どもたちの理解のために(はやしみこ・金原洋治)

「どうして いつもしゃべらないの?」クラスの子どもたちの素朴な疑問に、やさしく答える絵本です。場面緘黙の子どもが自分の症状を理解するためのガイドにもなるでしょう。場面緘黙を理解するための医学解説も収録しています。

あなたの隣の話さない人-緘黙(かんもく)って何?(北野慶)

私は幼少年期、自分の“性格”について猛烈に悩んできた。成人してからは、一部の親しい友人以外と学校で話せなかった自分の“性格”を、性格以上のある種の“障害”と認識してきた。しかし、それが何か分からず、心の片隅に澱のようにわだかまり続けてきた。その疑念が、「緘黙(場面緘黙症)」という言葉と出会うことにより数十年ぶりに氷解した。私はある種の感動を覚え、それを物書きの端くれとして表現したいと思った。その日以来、私と「緘黙」とのつき合いが始まった。私は自身の緘黙体験をまとめるとともに、私と同じような数名の緘黙経験者の話を聞き、さらに「緘黙研究の父」とも呼べる故・山本実氏の著書『「学校かん黙」事典』との出会いをきっかけに、氏の足跡をたどるべく陸奥へ足を運んだ。本書が緘黙の認知、理解、さらに教育現場での支援体制構築へ向けた一助となり、一人でも多くの緘黙児が救われることを願う。発表から7年がたち、ロングセラーを続ける本書に、緘黙児への投薬の問題を新たにつけ加え、読みやすい縦書きにして改訂版とした。

場面緘黙Q&A―幼稚園や学校でおしゃべりできない子どもたち(かんもくネット)

米国や英国の実践では、早期対応による緘黙状態の改善が明らかになってきました。しかし、日本では場面緘黙の認知が遅れているため、誤解も多く、たくさんの子どもたちが治療やサポートを受けることができず、苦しんでいます。本書は、72のQ&Aをベースに、緘黙経験者や保護者らの生の声などを載せた110のコラム、そして17の具体的な実践で構成され、保護者と教師が場面緘黙を分かりやすく理解するための基本的な情報を網羅しました。

場面緘黙の子どもの治療マニュアル –統合的行動アプローチ–(R.リンジー バーグマン)

本書は場面緘黙のある特に幼児期児童期の子どもを対象にした心理治療マニュアルです。方法論としては刺激フェイディング法と段階的エクスポージャー法を中核的な技法とし、クリニックをベースに家庭や学校や地域場面で子どもと親と担任が協力して宿題を実施し、その達成度に基づいて次のステップを作成するというものです。この治療マニュアルの最大の特徴は、20 回のセッションを標準としている点です。監訳者の教育相談の経験では、学校場面で会話が可能になり、大きな困難が解消するためには、月1、2 回の来談で1 年以上を要することが一般的ですが、本書を読むと、刺激フェイディング法と段階的エクスポージャー法に基づき、スモールステップがきめ細かく設定されていることがよくわかります。また、子ども自身の達成感を確認しつつ、前に進む方法論であることがよくわかります。–「監訳者あとがき」より

学校における場面緘黙への対応:合理的配慮から支援計画作成まで(高木潤野)

学校を「子どもの力が発揮できる場所」に変えられるのは先生だけである。本書は、数多くの場面緘黙のケースと関わってきた著者ならではの実践をもとに、学校でできる取り組みやアセスメントの視点を具体的に紹介する。

場面緘黙児の心理と指導―担任と父母の協力のために(河井芳文・河井英子)

緘黙児の特徴や一般的な症状について解説し、原因や指導・治療の方法を探っていく。実際の指導の実例や資料を多く紹介し、家庭での人間関係にも注意をしながら、緘黙児の指導のあり方を考える。

無気力・引っ込み思案・緘黙(坂野雄二)

本書では、目立たない3種の行動問題(引っ込み思案、緘黙、無気力)が取り上げられている。これらの行動問題は、子どもの「非社会的行動問題」であるという点では一致するものの、その原因と形成過程、それらに対する効果的な対処や指導の方法という点では、いずれも個別の問題として考えなければならいテーマである。

先生とできる場面緘黙の子どもの支援(クリストファー・A・カーニー)

学校における言語的な参加を促すためのエビデンスに基づいた支援法。学校で話せず、不安な思いをしている子どもに対して先生ができることは何か。本書では、短時間で記入できる質問紙やワークシートによる評価方法、さらには、行動理論に基づいたアプローチによる様々な解決方法について、複数の事例を交えながら具体的に紹介する。

場面緘黙児への支援―学校で話せない子を助けるために(Angela E. McHolm・Melanie K. Vanier・Charles E. Cunningham)

場面緘黙とは 場面緘黙はなぜ起こるのか 専門家はどのように助けてくれるのか 介入プログラムの基本原理とは何か 支援チームを結成する 介入の最初にすべきこと 会話力の階段の作成 会話練習のための学校訪問を計画する 子どもを取り巻く社会の輪を広げる 進歩を維持し、学校での成功を確実にする 克服の経過に影響を与える要因:ピーターのケースを再考する 学校生活の変化や新学年に備える

場面緘黙へのアプローチ―家庭と学校での取り組み(DVD付)(ローズマリー セージ・アリス スルーキン)

“場面緘黙”について膨大な臨床経験を持つ著者のローズマリー・セージとアリス・スルーキンは、その経験をもとに、保護者、教育関係者、心理や医学専門家の役に立つように簡潔でわかりやすいテキストにまとめました。本書は、実際に緘黙児にかかわってきた保護者、教育関係者、心理や医学専門家によって執筆されていることで、さらに役立つ内容となっています。

場面緘黙支援の最前線:家族と支援者の連携をめざして(ベニータ・レイ・スミス、アリス・スルーキン)

家族・教師・専門家がそれぞれの知識や専門性を活かして連携するために。場面緘黙児は非常に多様な状態を示し、症状の背景要因も千差万別であるため、さまざまな専門領域による支援法の模索や研究、そして連携が必要である。本書は、場面緘黙における最新の海外研究結果を踏まえ、最も効果的な支援の方向性を示した。

イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド:アセスメントと早期対応のための50の指針(金原洋治・高木潤野)

しゃべれないことの背景には不安が隠れています。放っておかず、状況と本人の意志を把握してサポートにつなげましょう。
この記事を書いた人
ばなうた編集部

ひきこもり、コミュ障、人見知り、メンヘラ、発達障害、無職、ニート、SNEPなど、社会に生きづらさを抱える人、友達がいない人、人生に思い悩む人を応援します。首都圏各地で毎週イベント開催。お役立ちコンテンツ発信中。お役所とは違ったゆるゆるな当事者視点で、面白くて楽しい、ドキドキワクワクあふれる社会参加を創造します。

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