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解離性障害とは?

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解離性障害とは、通常ではまとまっている自己(思考・記憶・感情・行動)がバラバラになってしまっている状態を指します。

具体的には次のような症状がみられます。
・記憶が曖昧になる又は思い出せない
・自分の体じゃないような感じがする
・自分を客観的に又は後部上方から見ている自分がいるように感じる(離人感)
・自分の中に他に何人か別人格がいる
・自分を罵倒する声が頭の中に響く
・知らない間にリストカット等のケガをしていたり、薬を多量服薬(オーバードーズ・OD)してしまうことがある
・時間の流れを感じられない
・まとまった時間の感覚がない
・楽しいことをしている筈なのに楽しいと感じられない
・ストレスがかかっていることを感じられない

解離自体は身体に備わった機能の一つで、危険な状態に陥ったときに、苦痛を最小限に抑えるために発揮される能力です。自然界では、草食動物が肉食動物に捕まる時、草食動物は痛みを感じないのだそうです。解離を起こし、噛まれる痛み、食べられる恐怖を感じないようになるそうです。難を逃れると、身を震わせて解離状態を解き、またそれまでの生活に戻っていきます。

ところが、この切り替えがうまく出来なくなり、生活に支障を来たすようになってしまうと解離性障害という“病気”になります。

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